神田の食を食べたくなって①「かんだやぶそば」
池波正太郎というとても有名な作家がいました。
鬼平犯科帳や剣客商売、仕掛人・藤枝梅安のいわゆる三大シリーズを世に出したとてもすごい作家の方です。若い方はさすがにわからない人もいるかもしれませんが、ある程度の年齢の人にはどれかは見たことがあるかもしれませんね。
そんな池波正太郎さんは、食のエッセイなども手掛けておりました。
特にこの本が私はお気に入りで、何度も読み返してます。
この本や他の本でもよく出てくるのが神田の食生活でした。
前より興味があったのですが、去年の冬に用事で東京に行く機会があったのでこの際だと少し周ってみることにいたしました。
まずは「かんだやぶそば」です。
お昼時だと混んでるかなと思いそれよりも前に行ったのですが、すごい行列でしたね。
1時間ほど並んだのではないでしょうか。
皆さん並びながらも何を食べようかとかそんな会話がそこかしこで聞こえてきましたね。
そして入店。
さて、池波正太郎の食として来たのでただそばを食べるだけでは面白くないですね。
ということで…。
池波正太郎の蕎麦なので、やっぱりお酒は欠かせません。
本人も「飲まないくらいなら入らない」と言い切っておりました。
お昼ごろでしたが、こういう時くらいはいいですよね!
ある程度お酒が終わるころに、蕎麦も持ってきてもらいました。
昔の酒を飲みながらの蕎麦屋という感じなので、一枚としてはちょっと少な目です。
元々我が家では2~3枚平気で食べるので、今回は2枚で注文しました。
ちょっと長めなのかな?でもすっきりとした喉越しでおいしいお蕎麦でした。
今回は冷たいお蕎麦でしたが、次回は暖かい蕎麦も食べてみたいですね。